文書の体裁を整える。No_01
●「ワードを使っていて困ること」は、勝手に文字が変換されたり、配置されてしまうという現象です。
使い易く設定を変えてみましょう。
ここでは、特に「オートコレクト」「インデント」「タブ」の機能と使用方法について学習しましょう。
一番のポイントは、段落単位で機能すると言うことです。wordの段落とは「Enter」と「Enter」で区切られた行間をいいます。具体的なところは、以下の説明を見ながら自分で操作して覚えましょう。
最初に、「オートコレクト」を、あなたなりに変更しましょう。
●オートコレクトとは、様々な入力ミス、スペルミス、及び文法上のミスが、自動的に修正される機能を言います。
★「ツール」→「オートコレクト」を選択します。ワード2002の場合は、「ツール」→「オートコレクト
のオプション」になります。
オートコレクト
操作手順
1.「ツール」→「オートコレクトのオプション」を選択します。
2. 「オートコレクト」タブを開きます。
3.「文の先頭を大文字にする」から「CapsLockキーの押し間違いを修正する」までの4つの項目のチ
ェックを外します。
4.「OK」をクリックします。
操作手順
1.「ツール」→「オートコレクトのオプション」を選択します。
2. 「オートコレクト」タブを開きます。
3.「文の先頭文字を・・・」と「表のセルの先頭文字を・・・」のチェックを外し
4.「OK」をク リックします。
※(ワード2000には「表のセルの先頭文字を・・・」はありません。 「入力中に自動修正する」のチェックを外すと、リストの文字が修正されなくなります。
入力オートフォーマット
解説
段落にはじめに空白を入れると、自動的に以降の段落にインデント(字下げ)が設定されます。この設定を解除 します。
1.「ツール」→「オートコレクト」を選択します。
2.「入力オートフォーマット」タブを開きます。
3.「行の始まりのスペースを字下げに変更する」のチェックを外します。
※ これは、段落の始めに全角空白を入れながら文字を入力して改行すると、インデントが設定される機能です。
操作手順
1.「ツール」→「オートコレクト」を選択します。
2. 「入力オートフォーマット」タブを開きます。
3.「Tab/Space/Backspaceキーでインデントとタブの設定を変更する。」のチェックを外します。
4.「OK」をク リックします。
ワード2000では、「編集と日本語入力」タブです。
※「Tab/Space/Backspaceキーでインデントとタブの設定を変更する。」は、既存の文章の行頭に空白を入れ
ると、インデントが設定される機能です。
操作手順
「ツール」→「オートコレクトのオプション」を選択します。
「入力オートフォーマット」タブをクリックします
「箇条書き(行頭文字)」のチェックを外します。
「箇条書き(段落番号)」のチェックを外します。「OK」をクリックします。
箇条書き内で行頭番号を付けずに改行する。
箇条書き内で行頭番号で、行頭の数字や記号なしに改行するには、「Shift」キー+「Enter」キーを押し ます。
●メールアドレスやwebページのURLを入力すると、下線付きの青い文字となり、リンクが設定されて
しまいます。
アドレスとインターネットを連動しないように設定しましょう。
操作手順
1.「ツール」→「オートコレクトのオプション」を選択します。
2.「入力オートフォーマット」タブをクリックします。
3.「インターネットとネットワークのアドレスをハイパーリンクに変更する」のチェックを外します。
4.「OK」をクリックします。
下の例を参考に説明します。
1行目に「今日の出来事(スポーツ欄)」と入力「右揃え」にし、「Enter」キーを押すと、2行目も「右揃え」になってしまう。これは、ワードの入力支援機能で、場合によっては、余計な機能となってしまう。
この入力位置に関する、わがままな機能を解除するショートカットキーを紹介します。
改行して右揃えになった時点で、「Ctrl」+「Q」を押すと配置の設定が解除されカーソルが用紙の左端に移動する。
1行目に「右揃え」、フォントサイズ「20」「HGゴシック」に書式を変更し「今日の出来事」と入力し、「Enter」キーを押して改行すると、書式も配置も前行と同じになる。
そんな時は、「Ctrl」+「Shift」+「N」キーを同時に押すと書式と配置の設定が解除できる。
文章の一部だけ書式を変更して入力すると、以降ずっと同じ書式になる
書式を解除するには「10月3日」と入力後に「Ctrl」+「スペース」キーを押せば書式が解除出来ます。
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