データの入力_1
目次
2-1、セルを挿入・削除する。
●セル単位で<行・列>を挿入や削除できます。(表の一部分に行や列を挿入・削除することができます。)
操作は、メニューバーから行う方法と「右クリック」ショートカットバーから行う方法とが
あります。
●ショーとカットバーから行う場合は、
「右クリック」→「挿入」又は「削除」→<セルの挿入>又は<セルの削除>を選択し
(下の画像を参照)挿入の場合は、「右方向シフト」又は、「下方向しシフト」にチェックを入れます。
●メニューバーから行う場合は、「挿入」「セル」をクリックして表れる画面から行います。
(行や列を挿入する場合は、挿入する列や行を選択してから「挿入」「行」又は「列」をクリックして行います。)
選択した範囲内で連続してデータを入力することが出来ます。
手順
1.あらかじめ入力する範囲を選択します。
2.範囲選択されたた状態のままで、データを入力します。
すると範囲内で自動的に折り返してデータを入力することが出来ます。
※メニューバー「ツール」「オプション」の「編集」タブをクリックして、入力後のセルの移動方向を指定することが出来ます。
2-3、連続するデータの入力(オートフィル)
「1,2,3,4・・・・」「1月、2月、3月・・・・・」などの連続してデータを入力する場合は、
「オートフィル」という機能を使うと便利です。
選択したセルの右下角にマウスポインタを合わせ |
そのままドラックします。 |
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数字と文字の組合わせは、連続データとして扱われます。
●連続データとしてオートフィル機能を使用できるのは、「ツール」「オプション」→「ユーザー設定リスト」に表示されている項目になります。
2-3.1、ユーザー設定リストへの追加方法
独自のユーザー設定リストを作成して新しく追加することも出来ます。
サンプル
「東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城」をユーザー設定リストに登録します。
登録後、「東京」と入力してオートフィルをすると「神奈川、千葉、埼玉、茨城」の順に表示されます。
1、新しく追加するユーザー設定リストを選択します。 |
2、「ツール」「オプション」をクリックすると、オプションの画面が表示されます。
「ユーザー設定リスト」をクリックします。リスト取り込み範囲には、先に選択した範囲が表示されています。次にインポートをクリックすると、「リスト項目」に追加されます。「OK」をクリックして画面を閉じます。 |
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2-4、指定の数字まで連番で入力する
以下の例では、1から15までの数値をいっきに入力する方法を解説しています。
※右クリックでオートフィルをしても、同様に「連続データ」ダイアログボックスを表示することが出来ます。
先頭の数値を入力します。 |
「編集」「フィル」「連続データの入力」を選択します。 |
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「範囲」で列を選択し「種類」で加算、
「増加値」で1を入力、「停止値」で、15と入力
し、「OK」をクリックします。 |
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「連続画面」ダイアログボックス |
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2-5、オートフィルの連続データの入力で、データの増加分又は減少分を指定する方法
2-4では、メニューバーから指定の数字まで連番で入力方法を解説しましたが、ここでは、右クリックのオートフィルでの方法の解説です。
手順
1.元のなるデータを選択→フィルハンドルを右ボタンでドラッグし
2.入力範囲を選択→「連続データ」、
3.「連続データ」ダイアログボックスの「増加分」に増加する分の数値を入力する。
2-6、オートコンプリート (リストから選択する場合)
解説
※オートコンプリート機能・・・・同じ列に決まったデータを何度も入力するとき、先頭の数文字を入力した時点で自動的に文字が入力される機能を言います。
オートコンプリート機能
「とう」と入力すると自動的に「東洋商事株式会社」と入力される。
手順
1.文字列を選択し右クリックし
2.ショートカットメニューから→「リストから選択」をクリックすると
3.データの一覧が表示されます。
4.その中から入力するデータを選択し「Enter」を押します。
※「オートコンプリート」機能を「OFF」にするには、
1.「ツール」「オプション」から<編集>タブをクリックし、
2.<設定>の欄「オートコンプリートを使用する」のチェックを外します。
※書式・・・・書式には表示形式、書式、罫線、配置、パターンなどがあり、
文字の書式には、フォント、フォントサイズ、フォントのスタイル (太字、斜体、下線など)、文字と文字の間隔などがあります。
罫線の書式には、セルの枠線、線の太さ、などがあります。
1、コピー元のセルを選択し、ツールバー「コピー」選択します。
2、.次にコピー先のセルを選択し、「書式の貼り付け」を選択します。
※文字、数値、計算式は、コピーされません。例えば表の罫線だけコピーしたい場合に使用します。
この表を「コピー、書式の貼り付け」をすると右のようになります。 |
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2-8、形式を選択して貼り付ける。
●セルに入力した数字や文字をコピーや移動する場合に、「形式を選択して貼り付け」を選択すると「貼り付け」や「コピー」する形式を選択して操作することが出来ます。
コピーする場合を例にとって「右クリック」で表れる、ショートカットメニューからの手順を説明します。
手順
1.コピー元を選択します。
2.「右クリック」→「コピー」を選択し
3.次にコピー先を選択し
4.「右クリック」→「形式を選択して貼り付け」 を選択します。
5形式を選択して貼り付けの画面で、.「貼り付け」の種類を選択し、「OK」をクリックします。
●メニューバーから実行する時は「編集」「コピー」を選択し、次に「編集」「形式を選択して貼り付け」を選択して行います。
●ツールバーから操作する場合は、ツールバーにある「コピー」をクリックして、次に「貼り付け」脇にある▼ボタンをクリックして表れるメニューから「形式を選択して貼り付け」をクリックして操作します。
2-9、列幅を保持して張り付ける
表を、「コピー」「貼付け」を行っても列幅は、維持されません。
列幅も維持してコピーするには、「形式を選択して貼付け」→「列幅」を使用します。
手順
1.コピー元を選択します。
2.「右クリック」→「コピー」を選択し
3.次にコピー先を選択し
4.「右クリック」→「形式を選択して貼り付け」 を選択します。
5.「列幅」を選択し、「OK」をクリックします。(これで列幅をコピーできます。)
6.もう一度「右クリック」「貼り付け」を選択します。(次に、セルの数値を貼付けます)
2002の場合は、<貼り付けオプション>機能を利用することができます。
1〜3までは上記と同様です。
4.「右クリック」→<貼り付けオプション>の▼をクリックし
5.「元の幅を維持」 を選択します。
2-10、書式だけを選択して張付ける場合。
既に入力してある、数字や文字は、そのままにして書式だけをコピーすることが出来ます。
※書式=文字の大きさ、文字の色、セルの網掛け、罫線、文字の配置などがあります。
手順
1.まず、コピー元を選択して右クリック「コピー」を選択する。
2.コピー先をクリックし、右クリック「形式を選択して貼付け」を選択す る。
3.形式を選択して貼付けダイアログの中の<貼り付け>の「書式」を選択し「OK」をクリックすると、
4.文字の種類や色、罫線のみコピーされます。
2-11、形式を選択してクリアする。
手順
メニューバー「編集」「クリア」から解除する書式を選択します。
※「すべて」を選択すると選択した罫線を含めたセルの全ての内容がクリアされます。
2-12、セル中の強制改行(任意の位置で折り返す)
手順
「Alt」キーを押しながら「Enter」に押すとセル内の、任意の位置で折り返すことが出来ます。
漢字にフリガナを振りたい場合は、以下の方法で表示することが出来ます。
1.ふりがなを振る文字列を選択します。
2.メニューバー「書式」「ふりがな」「設定」で
3.配置、種類、フォントサイズを設定することが出来ます。設定後に「OK」をクリックします。
4.「書式」「ふりがな」「表示・非表示」をクリックすると、振り仮名を表示できます。
5.ふり仮名を非表示するには、もう一度「4」の操作を行います。
2-14、繰り返し入力する場合のショートカットキー
たとえば、罫線を引く、フォントサイズを変更する、セルを塗りつぶす、行や列を挿入する又は削除するなどを行った場合に、その操作を繰り返し行い場合には、「F4」キーを使います。
この操作は、直前の操作を繰り返す場合に有効です。
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