書式設定・罫線

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目次-書式設定

目次-罫線

5-0、表示形式の種類(P4)


各セルにいろいろな書式を設定することが出来ます。

表示形式の種類

Excelの表示形式には、標準の表示形式、組み込みの表示形式、ユーザー定義の表示形式があります。
標準の表示形式は、規定値で、文字は左詰めで数値は右詰めで表示されます。

組み込みの表示形式として10種類が用意されています。

「123.456」に各表示形式を設定した場合を以下に示します。

ダイアログボックスを使った表示形式の設定
1、表示形式を変更するセルを選択し 2、メニューバー「表示」「セル」をクリック
セル書式設定の画面で「表示形式」タブをクリック
「分類」の欄から変更する書式を選択し「OK」をクリックします。
ツールバーを使った表示形式の設定
1、表示形式を変更するセルを選択します 2、ツールバー「パーセントスタイル」をクリックします。
3、選択されたセル範囲の表示形式が「%」スタイルに変更しました。 4、続けて「少数点表示桁上げ」を2回クリックします。
5、少数点第2位まで表示されます。

5-1、文字の書式を変更する。

書式とは、フォントの種類や文字サイズ文字の色セルの色のことです。 1.書式を変更するセルを選択します、 2.次にツールバーにある書式の種類の中から摘要する書式をクリックします。


左から、フォントの種類、フォントサイズ、太字、斜体、下線、セルの色、フォントの色

5-3、表示形式のユーザー定義

セルの書式設定で「ユーザー定義」で新しい表示形式を作ることが出来ます。

たとえば、「種類」の欄に「G/標準”円です”」と入力すると下のように表示されます。
「"」ダブルクォテーションで囲まれた箇所が、そのまま表示されます。

●詳しくは書式設定をご覧下さい。

5-4、セルを結合する。(P4)

セルを結合すると、1つのセルとして扱うことが出来ます。
セル番地は、結合されたセルの左上のセルのセル番地になります。

1、結合するセルを範囲選択します。
2、ツールバーにあるセルを結合して中央揃え」をクリックします。

●結合を解除するには、解除するセルを選択して 「 セルを結合して中央揃え」をクリックします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

※ショートカットメニューからも、セルの結合や解除が出来ます。
1.右クリック「セルの書式設定」をクリックします。
2.「セルの書式設定」の画面にある「配置」タブをクリックします。
3.<セルを結合する>にチェックを入れます。

5-5、文字列を縮小して全体を表示する・折り返して表示する。(P4)

文字を縮小して全体を表示するには、

1.セルを選択後、右クリックし(メニューバーから操作する場合は、「書式」「セル」配置タブをクリックして 操作します。) 2.表れたメニューより「セルの書式設定」「配置」タブをクリックし 3.<文字の配置>から<文字の制御>の 4.「縮小して全体を表示する」にチェックを入れるとセルの幅に収まる大きさに調整されます。 又 「折り返して全体を表示する。」にチェックを入れると, セルに収まりきれない文字がセル内で、折り返して表示されます。

5-6、文字の配置を調整する。(P4)

セル内の入力した文字や数値の位置(横位置や縦位置)を調整することが出来ます。

1.セルを選択後、右クリックし ショートカットメニューより 2.「セルの書式設定」「配置」タブをクリックし<文字の配置>から 3.<横位置><縦位置>にある▼をクリックすると表れるドロップダウンリストから 配置を調整することが出来ます。

メニューバーから操作する場合は、「書式」→「セル」⇒「セルの書式設定」から操作します。
ツールバーを使った配置の設定

「横位置」の左詰め、中央揃え、右詰め、セルを結合して中央揃えは、ツールバーでワンタッチで設定できます。

左から「左詰め」「中央揃え」「右詰め」「セルを結合して中央揃え」

5-7、文字方向の変換(セルの中で縦書きする)

横書きを縦書きする時に使用します。

手順

1.文字方向を変更する文字を選択します。
2.右クリックで「セルの書式設定」→「配置」タブを選択して
3.「方向」で文字方向を変更できます。
4.「OK」をクリックします。

●メニューバーから操作する場合は、
「書式」「セル」をクリックし、セルの書式設定の画面で、「配置」タブをクリックして操作をします。

5-8、文字の均等割付

手順

1.均等割付するセルを選択します
2.右クリックし 「セルの書式設定」<配置>タブをクリックします
3.「横位置」の▼ドロップダウンリストから「均等割付」を選択し
4.「OK」をクリックします。

メニューバーから操作する場合は、
「書式」「セル」をクリックし、セルの書式設定の画面で、「配置」タブをクリックして操作をします。

5-9、セルに条件を付けて書式を設定する。

<例・基準以下の売上の金額(22500)を赤で表示する場合> 1.まず対象になるセル範囲を選択します。 2.次にメニューバーより「書式」「条件付書式」を選択し、 3.条件付書式設定ダイアログボックスで下図のように入力します。 4.<条件1>の欄を入力します。 5.次に「書式」をクリックします。

6.セルの書式設定の<フォント>タブをクリック<>の欄で 7.▼をクリックして赤色を選択します。 8.「OK」「OK」をクリックしてダイアログボックスを閉じます。

●基準以下の売上の金額(22500)が赤で表示されます。

以上です。

条件付書式の解除するには、

1.「書式」「条件付書式」をクリックします。
2.「条件付書式の設定」の画面で「削除」をクリックします。
3.表れた「条件付削除」の画面で、削除する条件を選択します。
4.「OK」「OK」をクリックします。

5-10、書式設定(ユーザー定義書式)

●使用したい書式が組み込みの表示形式にない場合は、ユーザー定義の表示形式を作成します。

設定方法

1.書式を設定する範囲を選択し
2.「右クリック」で表れるメニューの中から
3.「セルの書式設定」を選択し
4.表れた画面から「表示形式」タブをクリックし
5.「ユーザー定義」を選択します。
6.<種類>の欄に書式記号を入力しします。



書式 データ 表示
1桁の数字を表示します。
小数部に指定すると指定した桁数だけ表示する #.# 3.26 3.3
指定した桁数より多い場合は、四捨五入して表示する #,### 13000 13,000
整数部では、桁区切りの位置を指定する。 #, 15000 15
0 1桁の数字を表示します。
数値の桁数が指定した「0」ゼロの数より少ない場合は、
「0」を表示します。
0000 1 0001
少数点以下で指定した場合、余分な0も表示します 0.00 1 1.00
「#」か「0」で囲んだ場合、千単位の区分記号になります #,###
0,000


書式部分を区切る為に使用します
正の数;負の数;ゼロの書式;文字列



小数部の桁数を合わせたい時などに使用します。 0.??? 1.4 1.4  
小数部の桁数が指定した?の数より少ない場合に空白を表示し
指定した桁数より多い場合は、四捨五入して表示します。
1.536 1.536
1.43 1.43  
_ 次に続く文字と同じ文字幅を埋める \#,##0_ \32,560 \32,560
※「_ 」のあとに半角のスペースが入力してあります。 \_ #,##0 \12,355  \ 12,355
* 次に続く文字でセル幅を埋める
¥マークを左揃えにする時などに使用する。
\* #,##0

\32,560 \        32,560
※右の書式の場合、*の次に半角スペースが挿入されています。 \1,235,500 \    1,235,500
\4,500 \4,500
文字 「”」この記号で囲まれた文字列は、そのまま表示されます #,##0"円です" 4,800 4,800円です
この記号が、置かれている位置に入力された文字列
を挿入します
評価は、@ 最高 評価は、最高

5-11、表示形式の構造

●正の数の書式 ; 負の数の書式 ; ゼロの書式、; 文字列の書式


入力値の種類 入力数値 表示例
[青]#,###;[赤]-#,###;[緑]0.00;[紫]"評価"@ 正の数の場合 1234 1,234
正の数;負の数;ゼロの書式;文字列 負の数の場合 -1234 -1,234
●色は、(黒、青、水色、緑、紫、赤、白、黄色)
が指定できます。
ゼロ 0 0.00

文字列 A 評価A

5-12、日付に関する書式設定

●日付に関する書式設定関する書式は18種類あり、それらを組合わせて日付を表示させます
●セルに日付を入力する時は、年を省略して入力できます。
●この場合は、「コントロールパネル」にある<地域と言語のオプション>
で設定してある年で入力されます。
  又 「カスタマイズ」ボタンをクリックして、標準書式を変更することが出来ます。


書式 入力数値 表示例 書式例 表示結果
yy 2003/5/25 03 yy/m/d 03/5/25
yyyy 2003/5/26 2003 yyyy/m/d 2003/5/26
元号 2003/5/27 H
ge 2003/5/27 H14 ge/m/d H14/5/27
gg 2003/5/28
gge 2003/5/28 平14 gge/m/d 平14/5/28
ggg 2003/5/29 平成
ggge 2003/5/29 平成14 ggge/m/d 平成14/5/29
m 2003/6/1 6 ge/m/d H14/6/1
mm 2003/6/2 06 ge/mm/d H14/06/2
mmm 2003/6/3 Jun ge/mmm/d H14/Jun/3
mmmm 2003/6/4 June ge/mmmm/d H14/June/4
d 2003/6/6 6 yy/m/d 03/6/6
dd 2003/6/7 07 yy/mm/dd 03/06/07
曜日 aaa 2003/6/10 yy/m/d(aaa) 03/6/10(火)
aaaa 2003/6/11 水曜日 yy/m/d(aaaa) 03/6/11(火曜日)
ddd 2003/6/8 Sun yy/mm/d(ddd) 03/06/8(Sun)
dddd 2003/6/9 Monday yy/mm/dd(dddd) 03/06/09(Monday)

5-13、条件付の表示形式

●数値が指定した条件を満たす場合にだけ、表示形式を設定するには、条件を角カッコ[ ]で、囲みます
●条件は、比較演算子(<、>、=、<=、>=、<>)と値で指定します。
又条件を使用する場合には、正の数と負の数に対する書式の変わりに、条件値を指定します。

書式 入力数値 表示例
[<=99999999]####-####;(00)####-#### 336043673 (03) 3604-3673
36043673 3604-3673

罫線を引く

Excelのセルを示す淡い色の線は印刷されませんが、設定した罫線は印刷されます。

6-1、罫線を引く(P4)

ツールバーを使った罫線の設定

1.罫線を引きたいセル範囲を選択します。 2.次にツールーバーの「罫線」の▼ドロップダウンリストをクリックして 3.罫線を選択します。

●右クリック「セルの書式設定」「罫線」からも同様に設定する事が出来ます。 (メニューバーから操作する場合は、「書式」「セル」罫線タブをクリックして操作します。)

<例>以下のような罫線を引きます。

1、罫線を引く表を選択します。 2、ツールバーにある「罫線」をクリックし、「格子」をクリックします。
3、「B2」から「G2」を選択します。 4、ツールバーにある「罫線」をクリック「下二重線」をクリックします。
5、「B7」から「G7」まで選択します。 6、ツールバーにある「罫線」をクリック「下太罫線」をクリックします。
7、「B2」を選択し、ツールバーにある「罫線」をクリック「罫線の作成」をクリックします。 8、「B2」に斜め線を引きます。
 
ダイアログボックスを使った罫線の設定

メニューバー「書式」「セル」→「セルの書式設定」 ダイアログボックス「罫線」タブで設定します。

罫線の設定手順

1、罫線を引くセルを選択します
2、メニューバー「書式」「セル」を選択します。
3、「罫線」タブをクリックします
4、罫線のスタイル、色、罫線を引く箇所を指定します。

6-2、罫線の消去(P4)

1.罫線を消したいセルを範囲選択します。 2.次にツールーバーの「罫線」の▼ドロップダウンリストをクリックして 3.「罫線なし」を選択します。 ●右クリック「セルの書式設定」「罫線」から同様に設定する事が出来ます。

6-3、対角線を引く

セルに対角線を引くには、

1.対角線を引くセルを範囲選択します。 2.右クリック「セルの書式設定」「罫線」から 3.対角線上をクリックすると対角線を引くことが出来ます。 ※(メニューバーから操作する場合は、「書式」「セル」罫線タブをクリックして操作します。)


***セルの書式設定の画面を利用するば、全種類の罫線を選択して引くことができます。

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