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式に参照先のセルを指定するには、通常、そのセルをマウスでクリックまたはドラッグすることでセル番地を参照することが出来ます。
別シートや別ブックにあるセルを式に指定する場合も、基本的に操作方法は同じです。

ここでは、シート名「合計」のセル「B3」に、別シート「売上」の合計金額を表示し、シート「合計」のセル「C3」には、シート「売上」の売上原価合計の金額を表示する場合の操作方法を説明します。

B3、C3に入力する計算式は、それぞれ以下のようになり別シートを参照した場合「＝シート名！セル範囲」という計算式になります。

「＝売上！B１７」　　　　「＝SUM（売上！D５：D１６）」


最初に売上合計を求めます。１、シート「合計」のセル「B３」をクリックし、「＝」を入力します。	２、シートを「売上」に切り替え、売上合計の金額が集計してある　「B17」をクリックします。最後に、「Enter」キーを押し式を確定します。

売上原価合計を求めます。３、「C3」をクリックし、ツールバーにある「オートSUM」をクリックします。	４、「売上」シートの原価合計を求める範囲「D5:D16」をドラックして選択し、「Enter]キーを押し確定します。

前回は、別シートを参照して計算式を入力する方法を説明しましたが、ここでは、別ブックのセル範囲を参照して計算式を入力する方法を解説します。
別ブックを参照する場合は、参照先と参照元のブックを開いた状態で操作を行う必要があります・

ここでは、参照元ブック「セル参照00．ｘｌｓ」、参照先のブック「test01．ｘｌｓ」をサンプルとして説明します。

計算式は、＝[参照先ブック名]シート名！セル範囲　となります。

最初に、参照元、参照先のブックを開いておきます。
ブックの切替は、メニューバー「ウィンドウ」から行います。

●参照先ブック「test01．ｘｌｓ」、シート名「東北」	●参照元ブック「セル参照00．ｘｌｓ」、シート名「合計」ここに、東北地区の「売上合計」と「売上原価合計」の計算式を入力します。

１、参照元のブックを開き「Ｂ４」に計算式を入力します。	２、セル「Ｂ４」に「＝」と入力します。

３、参照先ブックを開きます。	４、合計金額が入力してあるセル「Ｂ１６」をクリックし、「Ｅｎｔｅｒ］キーを押し式を確定します。

５、参照元の画面に戻り、計算結果が表示されついることを確認できます。	６、東北地区の「売上原価合計」を求めます。計算式を入力するセル「Ｃ４」を選択し、ツールバーにある「オートＳＵＭ」ボタンをクリックします。

７、参照先ブックを開き、合計する範囲を選択し、「Ｅｎｔｅｒ」を押して式を確定します。	８、以下のように計算結果が表示されます。
	「Ｂ４」に入力されてた計算式「Ｃ４」に入力された計算式