関数入門

数式を直接入力する

サンプルのダウンロードすることが出来ます。

以下のサンプルでは、D列に売上高達成率の数式を入力する場合を例にして解説します。

入力する式は・・・・>達成率=売上高÷予算 となります。

※数式を入力する場合は、言語バーを「直接入力」の状態にしてから、式を入力してください。

1、セル番地「D3」にマウスポインタを移動して、キーボードから直接「=」と入力します。
2、次に、マウスポインタをセル番地「C3」に合わせクリックします。
すると「D3」には「=C3」と表示されます。
3、キーボードがら「/」スラッシュを入力します。
4、セル「B3」をクリックし、「ENTER」キーをクリックし入力を確定します。
「D3」には計算式「=C3/B3」と入力されました。
5、「D3」に入力した式をコピーします。
下の画像では、オートフィルで式をコピーしています。
表示形式を「%」表示に変えます。
6、「D3〜D6」を選択した状態で、ツールバーにある「%」をクリックします。
すると、表示形式が、「%」表示に変わります。

以上で「達成率」計算式の入力は終了です。

関数を使用した計算式の入力

関数ウィザードを使用して入力する。

入力した「達成率」の隣に『もし「セル「D3」の達成率が100%未満だったら「×」と表示しそれ以外(100%以上)だったら「○」と表示する』内容の式を入力します。

IF(論理式、真の場合偽の場合

上記の内容を式で表すと

IF(D3<100、”×”、”○”)となります。

※1、括弧の中の引数は、「、」コンマで区切ります。関数ウィザードを使用すると「、」は自動で入力されます。
※2、引数とは括弧のの中の入力値をいいます。D3<100や×や○が引数になります。

意  味 解  説
IF もし
論理式 D3<100だったら 左右の値を等号、不等号で比較する形の式で、IF関数などの条件を指定する時に使用します。
真の場合 D3の値が100未満の場合に「X」を表示します。 論理式の条件を満たした場合の処理を書きます。
文字を指定する場合は、「"」で囲みます。
偽の場合 D3の値が100未満以外の場合(100以上の場合)「」表示します。 論理式の条件を満たさなかった場合の処理を書きます。文字を指定する場合は、「"」で囲みます。

関数式の入力手順

1、計算式の結果を表示するセル、このばあいは、セル「E3」を選択します。
2、数式バーにある「Fx」(関数の挿入)をクリックします。
(=は自動で入力されます。)
すると「関数の挿入」ダイアログボックスが表示されます。
3、<関数名>の欄で「IF」を選択し、「OK」をクリックします。

※ここで「IF」がなかった場合は、<関数の分類>のドロップダウリスト(▼)から、論理関数を選択すると<関数名>にIFが表示されます。
※式の意味がわからない場合では、簡単な説明が表示されています。
より詳しい説明は、<この関数のヘルプ>をクリックすると説明を見ることが出来ます。


4、「関数の引数」の画面で、<論理式>右にあるをクリックします。 5、すると、「関数の引数」の画面が表示されます。
6、シート上のセル「D3」をクリックすると「関数の引数」の画面に「D3」と入力されます。 7、「関数の引数」の画面に直接D3の続きに「>100」と入力します。
をクリックします。
8、以下の画面が表示されます。
<論理式>の欄には、今入力した「D3>100」が入力されています。
次に<真の場合>の欄に「○」と直接入力します。
自動的に、○の前後に「"」が入力されます。
9、<偽の場合>の欄に「×」を入力します。
この時点では、確認できませんが自動的に、×の前後に「"」が入力されます。
10、最後に「OK」をクリックします。
以上で式の入力が終了しました。
11、今入力した式をオートフィルで、「E6」までコピーします。 12、計算式の結果を確認すると「E4、E5、E6」の結果が間違っていることがわかります。

入力した式の訂正する。

下記のように式を訂正します。

=IF(D3<100、”×”、”○”)と 「」を追加します。

13、式の入力してあるセル「E3」をクリックします。
すると、数式バー「Fx」に式の内容が表示されます。
14、数式バーの中の数式の訂正箇所付近をクリックするとカーソルが式の中に移動します。
キーボードの矢印バーで、カーソルを移動して「100」のところに移動し「%」と入力し「ENTER」キーを押し式を確定します。

以下のような正しい結果が表示されました。

次へ