ページ設定(P4)
印刷を行う前に、印刷する用紙のサイズを確認しましょう。
最初は、A4サイズの縦に設定してありますが、「ページ設定」で、用紙のサイズ、向き、余白などを設定することが出来ます。
操作手順
1. メニューバーにある「ファイル」「ページ設定」を選択します。
2. ページ設定の切り替え方法は、タブをクリックして切り替えます。
●「文字数と行数」タブ
文字の方向・・・・・・・・・横書きか縦書きを選択します。
段数・・・・・・・・・・・・・・・段組を設定します。
文字数と行数の指定・・・・・文字数と行数を指定できます。
●「余白」タブ
余白とは、用紙の端からの距離をいいます。
余白・・・・・・・・・・MM単位で指定します。
印刷の向き・・・・・・・・・・縦方向、横方向を指定できます。
●「用紙」タブ
用紙サイズを指定します。
●「その他」タブ
フッター・ヘッダーなどを指定出来ます。
印刷プレビュー(P4)
●印刷する用紙を設定したら、次に「印刷プレビュー」で、確認します。
印刷前に、印刷結果の確認をするには、「印刷プレビュー」機能を使用します。
使用方法
1.ツールバーの中にある 「印刷プレビュー」をクリックします。
2.すると以下の画像のように「印刷プレビュー画面」が表示されます。
「印刷プレビュー」ツールバー
この画面では、表示する倍率や、複数ページの場合は、表示するページ数を表示することができます。
又、元の画面に戻すには、ツールバー上にある「閉じる」をクリックします。
「印刷プレビュー」ツールバー
左から
■「印刷」・・・表示されているファイルを印刷します。
■「ズーム」・・・・・文書を、拡大・縮小して表示します。「ズーム」ボタンOFFの状態にすると、表示されている文書の編集ができます。
■「複数ページ」・・・・・指定したページ数分、表示します。
複数のページの表示は、表示するページ数だけドラッグして指定します。
■「ルーラー表示」・・・・ルーラーの表示と非表示を切り替えます。
■「1ページ分圧縮」・・・・・・・・
2ページにわたる文章を1ページに収めることが出来ます。 文書を圧縮すると、文書内で使われている各フォントのサイズが小さくなります。1 ページ分圧縮の操作は、[編集] メニューの [元に戻す]
をクリックすると、元に戻せます。ただし、いったん文書を保存して閉じてしまうと、簡単に元のフォント サイズに戻すことはできなくなります。
■「全画面表示」・・・・・・・文書をできるだけ広く表示します。
■「閉じる」・・・・・・・・・・・「印刷プレビュー」を終了します。
印刷
ツールバーの「印刷」ボタンから印刷する
※ツールバーにも「印刷」のボタンがありますが、
ツールバーから「印刷」をクリックした場合は、印刷プレビューの画面は表示せず、すぐに印刷が実行されます。
また、部数を指定したり、複数のプリンタがある場合にプリンタを選択することは出来ません。
プリンタのプロパティ「通常使うプリンタ」に設定されたプリンタで印刷されます。
メニューバー「ファイル」「印刷」から印刷する
1、印刷プレビューで確認し、問題がなければ、、メニューバーから「ファイル」→「印刷」をクリックします。
2、「プリンタ」(複数のプリンタを使用している場合使用するプリンタを選択します。)、「印刷範囲」、「印刷部数」を確認して「OK」をクリックします。
ページを指定して印刷するには
<印刷範囲>「ページ指定」にチェックをいれ、設定を行います。(上の画像を参照して下さい)
ページ番号の指定方法は、以下を参考にして設定を行って下さい。
<設定例>
3,5
ページ番号“3”と“5”を印刷します
3-5
ページ番号“3”から“5”を印刷します
-5
先頭ページからページ番号“5”までを印刷します
5-
ページ番号”5”から最終ページまでを印刷します。
p1
ページ番号の書式に関係なく、文書の1ページ目を印刷します
s1
セクション1全体を印刷します
p1s1
セクション1の1ページを印刷します
p1s1-p3s2
セッション1の1ページからセッション2の3ページまで印刷します
1ページに複数ページを印刷するには
印刷の画面にある<拡大・縮小>にある「1枚あたりのページ数」を変更します。(上にある画像を参照して下さい。)
例えば、一枚の用紙に2ページ印刷したい場合は、「2」を入力して、「OK」をクリックします。
ファイルが印刷されます。
隠し文字を使用して表示するが、印刷しないようにする
本文の一部を印刷しないようする方法の一つに、「隠し文字」という機能があります。
「隠し文字」を使用すると、表示することは出来ますが、印刷されないようになります。
1、最初に印刷しない文字を選択します。 |
2、メニューバー「書式」「フォント」をクリックし現れた「フォント」の画面で<文字飾り>にある「隠し文字」にチェックをいれ、「OK」をクリックします。 |
|
|
3、「隠し文字」を設定した文字に、点線の下線が引かれます。 |
4、印刷プレビューで確認すると、「隠し文字」を設定下部分が非表示になっているこが確認できます。 |
|
|
あふれた行を一枚に収めて印刷する
数行だけ次のページにあふれた文章を、1ページにおさめるには、「ページ設定」の画面で余白を調整して行うか又は、
1、下の画像のように、「印刷プレビュー」画面でルーラーを動かして余白を調整する方法があります。
2、それ以外に、「1ページに圧縮する」方法があります。
※1ページに圧縮すると、文字が縮小されます。又次ページあふれた行数が2行ぐらいなら、圧縮できますが、3行以上になると圧縮できなくなります。
●1、ルーラーを調整して1ページにおさめる。
1、ルーラー |
2、ルーラーをドラックして1ページに収まるように、余白を調整する。 |
|
|
●2、1ページに圧縮する方法
1、印刷プレビューで作成した文章を確認すると、2行だけ次ページにあふれていることが確認できます。
この文章を、1ページに圧縮します。 |
|
2、「改ページプレビュー」画面のツールバーにある「1ページ分圧縮」をクリックします。 |
3、1ページに圧縮したことが確認できます。 |
|
|
A4サイズの文書をはがきに印刷する
A4サイズで作成した文章をハガキに印刷するには、「印刷」画面にある「拡大/縮小」を使用します。
※最初からハガキに印刷することがわかっている場合は、ページ設定で、用紙サイズを「ハガキ」に設定してから行ってください。
又A4サイズの文書を作成してから、「ページ設定」で、用紙サイズを「ハガキ」に変更することも出来ますが、その場合 文字や図の大きさはそのままで用紙サイズだけがハガキになるので、文書の体裁がくづれてしまいます。
1、メニュー「ファイル」「印刷」をクリックします。 |
2、「印刷」の画面にある<拡大/縮小>用紙サイズの指定で、「ハガキ」を選択します。「Ok」をクリックするとハガキに収まるように縮小して印刷することが出来ます。 |
|
|
拡大してポスター印刷を行う
A4サイズで作成した文書、画像などを拡大して印刷することが出来ます。
下のサンプルでは、
エプソンPM3000を使用して4ページにしてポスター/割付印刷をする場合を解説しています。
※この機能は、プリンタのドライバーを使用することで行います。プリンタの機種によっては、この機能がない場合があります。
1、メニュー「ファイル」「印刷」をクリックします。
「印刷」の画面で「プロパティ」をクリックします。 |
|
2、「レイアウト」タブをクリックし、「割付/ポスター」にチェックをいれ、「ポスター」と「4ページ」をクリックし「OK」をクリックします。
※プリンタによりこの画面は異なります。 |
|
|