では、「DVD Shrink」を使用してDVDの中身を吸出し、1枚のDVDディスクの容量に合うように調整しましょう。
デスクトップ上にあるアイコン「DVD Shrink」をダブルクリックし起動
これがDVD shrink3.1の起動後の画面です。
1、画面の構成
@ トレイにDVDを入れて、ツールバー「ディスクを開く」をクイックする
ディスクの解析が始まる、完了するとディスクに関する情報が表示される。
A左側には,DVDの構造、
B右側にはビデオ・音声・字幕などの内容が表示される
C左下にあるのはムービーのプレビューウインドウです
2、左側の「フルディスクバックアップ」「DVDの構造」の欄から「メニュー」の「+」をクリックして開いてみよう。
@ここにはメニュー画面で使用されるムービー・音声などが収録されています。
A右側のビデオ欄では、圧縮率を選択できる
B音声はここでは英語と日本語のサラウンド”AC3 5.1-chで構成されている
C左側の最も容量の大きい4.875MBのメインムービー「タイトル1.2」が本編です、
※本編以外のメニューや予告などの特撮映像は圧縮率を高めるか削除すると本編ムービー用に容量をとっておける。
※このままでは、DVD1枚での容量4.464MBをオーバーしてしまう「上部緑のライン内に納めるよう再編集をする」
3 ツールバーの「再編集」をクリック
※ここでは本編(メインムービー)のみ切り張りして再編集をする
@「DVDプラウザ」タブをクリック
A「メインムービー」にある「タイトル1」を編集欄にドラッグ
4、「圧縮設定」タブをクリック
@不要な音声・字幕のチェックをはずす
右側「音声」欄 2.AC3 5.1―ch ⇒チェックをはずす 「374MB」容量調整
「字幕」欄 2.英語 ⇒チェックをはずす 「12MB」容量調整
※「日本語吹替え版」の場合は、「音声」欄 2.AC3 5.1―ch日本語のチェックがあります。
”必要ない”場合には、チェックを外して下さい。
A容量がだいぶ圧縮されたが画面上部のバーが4.488MBと緑一色になっていないので
B「ビデオ」にある「非圧縮」を「自動」に設定する
※赤い色が表示されるうちは容量オーバーです。
5、圧縮状態の確認
@画面上部のバーが4.464MBと表示され緑一色になっているのでこのままデーター作成を行う
Aツールバー「バックアップ!」をクリックする
6、バックアップ先(出力先)を決めよう
@「デバイス指定」タブをクリック
A「参照」ボタンをクリックするとツリー表示でフォルダが選択できる
B「VIDEO_TS」と「AUDIO_TS」にチェックがあることを確認する
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●出力先フォルダの選択で
例えば
「_ABC2」というフォルダを作ってそこに出力すると、データが出力されたフォルダを指定するだけで、DVDに焼くことができる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
C「DVDリージョン」タブ
リージョンフリーにチェックを入れる
他のタブはそのままでよい⇒「OK」をクリックする
7、リッピングとエンコードが同時進行で開始される。
※ 今回2時間映画で34分かかったがCPUなどのマシン環境で速度は違ってくる。
データのエンコードが終わるとメッセージが表示される
[OK]ボタンをクリックすれば完了
以上のバックアップが完了すると
●出力先に指定したフォルダの中に
@「AUDIO_TS」と「VIDEO_TS」のフォルダが作成される。
※実際作成された容量は4.35GBで最初の表示より小さくなっている。
A「VIDEO_TS」フォルダを開くとDVDディスクから吸い上げられたファイルが並んでいる、その中の「****_VOB」ファイルを開けば、映像が再生される。
後は、DVDプレイヤーなどで再生を確認したら、ライティングするだけです。